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gshegs:

#7 聖者の行進

おお 聖者たちが行進していく。死者の辿った旅路を。乱れし世の中を。

主よ 私もそこに加わりたいのです。

‐‐‐2012 個展「乳と蜜」より

【死出の旅路】

働く者の絵を描くのが好きです。描いてきた絵の中に出てくる者たちは、働いていない者の方が少ないぐらい。

死者を迎えに来る天使たちは、それが仕事であるから迎えに来ています。優しさで迎えに来ているわけではない。

死出の旅は西洋も東洋も厳しいようです。最後の審判が待ち受けていたり、心臓を秤にかけられたり、神に愛されなきゃいけなかったり、刑罰を受けたり、49日間歩き続けなくちゃいけなかったり。

それは死者が自力で乗り越えていくことであって、天使がどうこうすることではない。

死者の置かれている状況は、天使にとっては関係ないこと。

仕事を淡々とこなす。そんなすまし顔をうまく描けたと思います。

gshegs:

天の川心中

「ではみなさん、そういう風に川だと云われたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものが本当は何か御承知ですか。」‐‐‐宮沢賢治 銀河鉄道の夜

お母さん、亡くなった人は、どこにいくの。

この石の下におられるとは私、到底思えないの。

‐‐‐2009 「あちらとこちら」展より

【あるお彼岸の情景】

動物は元素のかたまりです。

なので、死んでも元素のかたまりです。

死体は微生物や、小さな動物に食べられ、その体の構成成分となり、やがては排泄されて土や空気や水の構成成分となります。

私を確かに構成していた成分は死後も地球をめぐる。

死んでお星様になる、とよく言われますが、はるか宇宙の星を構成する成分にももしかしたらなれるかもしれない。

そしたらあながち、この話も嘘ではないですね。

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